ABOUT

"zutto issho" について。 白黒の子と十数年、一緒に暮らしてきました。 自分の気持ちを表現するのがとっても上手な子でした。 キャンプに行ったり、自転車のカゴに乗せて散歩に行ったり。 たくさんの思い出を一緒につくりました。 --- 亡くなった原因は副鼻腔炎。 病院、数軒まわりました。どうしようもなかったようです。 何も食べなくなり、高熱が出ているかのよう。ボケてしまい、そうかと思うと急に正気に戻ったり。ヨロヨロと立ち上がっても、左に回ることしかできなくなって、細い隙間に挟まったまま動けなくなっていたり。 そんなふうになったこの子もとてもかわいくて。泣きながら、楽しみながら介護をしました。 骨壺におさまるほど小さくなった子をお墓に入れようとも考えたのですが、やっぱり骨になっても一緒にいたくて。 遠くに置いたら、毎日顔を合わせることも難しくなります。ちょっとしたことで話しかけることもできません。 考えて、気持ちの整理がつくまで一緒にいることにしました。 ところが・・・骨壺の入ってきたカバーは「仏様」という感じで、どうも馴染めません。 撫でても硬くてザラザラします。 骨壺を取り出すと、それはそれで裸のようで冷たくて悲しい。。 生前のこの子の姿を思い出させるものは何一つありません。 --- 「ペット用の骨壺カバー」を思いついたのはそんなときでした。 すこしでも生前の姿に近いもの、手で触れたときにあたたかみのあるもの、部屋に置いて目立ち過ぎずかわいらしいもの(だって、うちの子はかわいかったんですから!)。 周りの人にそんな話をしてみると、同じ気持ちで骨壺を離せない人が何人もいらっしゃることもわかりました。 もしかしたら、その人たちの役に立てるかもしれない。 --- そう思い立ってから、二年が過ぎました。 うちの子の三回忌に間に合いました。 周りの心あたたかい人たちに支えられ、ようやくカタチにすることができました。手を差し伸べてくださった多くの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。 思っていたより費用がかかってしまいましたが、材料から縫製、検品、すべて日本の安心できる工程でつくり上げました。 一つひとつ、ぬいぐるみ職人による手作りです。 大切な子をいつまでも、あたたかく、やわらかく包み込んであげられるものです。 そこにあの子たちがいた時のように、ずっと一緒にいてあげられますように。 どうかこの骨壺カバーが、皆様の気持ちに寄り添えるものでありますように願っております。 zutto issho(ずっといっしょ) 店長:TENQUU(天空)手塚 慎太郎